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2026 トピックス

2026年6月11日

高校・学年別大会が終了しました。主だったトピックを3つ程。

①高校新体制始動
 まだ競技を継続する高3はいますが、チームとしては高2へ代替わりとなりました。キャプテン尾﨑亮太(投てき)、マネージャー齊藤佑太朗(短・長)を中心とした部の運営が始まっています。キャプテンはチームを前に進める人、マネージャーはチームを支える人、という整理をつけて動き出しています。この2人の存在は、極めて重要となりますが、この2人の存在だけでは、チームは良くはなりません。チームに所属する者たちの中で、どれだけたくさんの部員が志を共にできるかが、最も重要なポイントでしょう。

②新入部員多数
 例年、高校からの新入部員は1~2人程度ですが、今年は6名が入部してくれました。中学からの内進生もいれば、高校から入学した生徒もいます。さっそく学年別大会に出場し、アスリートとしてのスタートを切りました。記録的にはまだまだですが、ここから少しずつ高めていって、アッと驚くような地点まで上りつめてくれればと思います。

③高3のPB更新多数
 高3が多数出場しました。例年であれば、最後の区切りとしての試合という意味合いなので、PBを更新する者は稀ですが、今年は多くの高3がPBを更新しました。これには正直驚きました。この結果を受けて、更に引退を伸ばした者もいます。高校陸上の終わり方は各自に任せていますので、より良い形で区切りをつけてもらえればと思います。

2026年6月4日

 中学地域別大会が終了しました。

 都大会(通信大会・都総体)出場者は以下となりました。

 中2 100m 石倉颯一郎(中2)
 中3 100m 小高悠人(中3)
 共通 800m 小笠原康人(中3)
 共通 1500m 鈴木煌岳(中3)
 共通 3000m 鈴木煌岳(中3)
 共通 110mH 矢野遥希(中3)
          渡辺大望(中2)
 共通 走高跳 藤村櫂(中2)
 共通 走幅跳 田中奏太朗(中2)
 共通 4×100mR 
田中奏太朗(中2)・石倉颯一郎(中2)
            
小高悠人(中3)・大島芳登(中3)

 個人9種目、リレー1チームが都大会に出場します。あと2~3種目は出場してもらいたいかったものもありますが、中学陸上部全体の力からすれば、都大会に進むべき人は進んだ、という印象です。ただ一点、本校にとっては不利なことがあり、それは中学1年生が都大会予選となる地域別に出場できないということです。本校では中1の入部は中間考査後から認められます。昨年までは、年によっては地域別大会にエントリーできたり、できなかったりでしたが、今年から地域別大会の開催期日が早まった関係で、今後、今の形が続く限りは、おそらくは本校の中1は地域別大会に出場できないことが続きそうです。長い目で見れば大きな影響はありませんので、中1には私学大会や10月の支部対抗で頑張ってもらえればと思います。都大会となる通信大会が6月27~28、都総体が7月24~26となります。

 中学陸上部としては一年間の最低限の目標として
 ①都総体で総合入賞(8位以内)
 ②私学大会総合優勝
の二つを掲げています。

 どちらも達成できるように、日々取り組んでいければと思います。

2026年5月28日

 第九回 我が時代 山下直紀(71期) を掲載しました。

 今振り返れば、卒業生の山下君は、もちろん良い意味で、人と異なる取り組みをしていたな、とつくづく思います。その取り組みは、まさに「愚直」そのもの。
 
 掲載された内容では、なぜ走高跳から円盤投に種目変更したのかの経緯が省略されていますが、ひとつだけ、強く印象に残っている出来事があります。

 中学3年生の冬だったと思いますが、立川競技場で投てき競技会に出場しました。その時、普段円盤投に取り組んでいない山下君が、予想をはるかに超える記録を出したのです。あまりの驚きに、重さの軽い円盤で投げたんだと決めつけ、この記録はあり得ないという会話をしたことをはっきり覚えています。ただ、結果的にこれはもちろん自分の間違いで、正しい記録だったのでしょう。その後は都新人の円盤投で優勝するにまで至りました。

 彼は、自分が取り組む対象が何であれ、結果を出すことに対して、きわめて貪欲です。走高跳をやっていれば、それをどこまでも追求し、その対象が円盤投になったら、あり得ない程の練習を繰り返す。そして、そのような彼の姿勢は研究活動へ。おそろしく貪欲です。

 これからの活躍を、見守りたいと思います。執筆ありがとうございました。

2026年5月21日

 高校・都総体が終了しました。

  110mH 吉田拓磨(高3) 14秒77  第7位

 三段跳 山本大輝(高3) 13m68 第8位

 入賞ではあります。しかし、本人はもちろん、周囲も、上位大会へ出場することを強く考えていただけに、悔しい結果と言った方が妥当でしょう。

 二人とも中学1年の最初のタイミングから陸上部員です。陸上競技は、他者の取り組みが自分を助けてくれません。ですから、自らを自分自身で高め続けるしかありません。その意味において、この二名は、5年間、高いレベルで自分自身と向き合い、ケガでトレーニングができない期間も何か月も気持ちを切らさず、できることにコツコツ取り組んできた二人です。取り組みそのものは、過去の選手たちと比較しても、突出して素晴らしいものでした。その点ははっきりと言えることです。

 吉田選手について。この代は中学生の時からレベルが高い年代でした。全国大会にも東京から10名が出場した世代です。更に言えば、その一学年下の代も10名以上が全国大会に出場しています。東京都としてはとても強敵の多い世代です。今回の14秒77も、年によっては十分南関東大会に手の届く記録ではありますが、結果は7位となりました。しかしながら、走った本人からは最後のミーティングで、「やりきった」という言葉も聞けました。その点は救いです。立派な戦いぶりだったと思います。

 そして山本選手。この冬のトレーニングは間違いなく順調でした。練習場面でPBを更新できる程だったので、期待値も高かったです。しかし、シーズン最初の競技会の三段跳、最初の跳躍の着地で足首をケガ。その時はどれほど深刻なものなのかは分かりませんでしたが、翌日からは松葉杖での生活が続きました。当然トレーニングは大きく大きく制限され、走る練習はできなまま都総体を迎えました。痛みがある前提でしたので、一本目で14m以上を目指しましたが、13m68。2本目以降も記録を伸ばそうと懸命に跳びましたが、結果としては記録を伸ばすことができず8位。あまりに受け入れがたい現実でした。

 2名ともが、過去に関東以上の大会の経験者です。最後の高3では、当然ながらインターハイ出場を目指していましたが、成らず、です。

 

吉田
「応援ありがとうございました。
納得の出来る走りが完璧にできたわけではなかったのですが、決勝で自己ベストをだして終わることができ、良い終わり方だったと思っています。ただ、南関東に進めなかったことの悔しさは残っています。もう来年は都総体はないので、この悔しさは受験勉強に当てることにします。
予選から決勝まで、皆の応援が聞こえてきました。最高のチームです。ありがとうございました。」
 
山本
「応援ありがとうございました
とても悔しい結果ですが楽しく最後までやりきることが出来ました
大学でも陸上を続けようと思っているので応援お願いします
最高の6年間でした!ありがとうございました!」

 この他にも、高校3年生を中心に振り返ります。

 まずはキャプテンの内藤選手。走幅跳に出場しましたが、6m64でPBに4cm及ばす。中学生では全国大会にも出場しましたが、高校生になったらケガもあり、トレーニングの継続が分断された時期もありました。一方、キャプテンとしては立派な働きをしてくれました。同じ高校生という立場ならなかなか言いにくいこともあったと思いますが、チームの為に、献身的に様々取り組んでくれました。競技としては満足のいく結果には届きませんでしたが、キャプテンとしての功績は大変大きなものがありました。お疲れさまでした。

 次はマネージャーの河内選手。数か月前から競歩に取り組み始めました。理由は何としても都大会に出場したいから。もちろん、1500m、5000mの取り組みをおろそかにしてきた訳ではありませんが、都総体出場を確実なものにするためにも、選択肢を増やしました。桐朋では初めても競歩選手で、すべて自分で考えて練習をしました。今回で2試合目になりましたが、4分以上PBを更新しました。競技後の清々しい姿から、新しいことに挑戦することの大切さを学びました。また、マネージャーとしても100点満点の存在でした。すごい人物です。

 次は、大島選手の800m。昨年大幅にPBを更新しましたが、今年はまだ更新できていません。力的には準決勝進出は十分できるはずですが、「X」でも少し話題になりましたが、力のある選手が揃った予選の組になりました。決勝進出そして南関東出場を目指してトレーニングしてきましたが、その前の予選からPB更新しなければならない状況でした。結果はPBとなる1分55秒85の4着。プラスの1番目で準決勝進出。しかしながら、翌日の準決勝では力が出ず、1分58秒08の組6着で決勝進出ならず。

 次は3000mSCと5000mに出場した高橋選手。高校2年の後半からぐっと力をつけてきました。都総体に向けては調子が上がりきっていないと言ってはいましたが、2日目の3000mSCではPBとなる9分59秒59。10分を切りとなりました。翌週の5000mは高い気温の中、徐々に集団から遅れ始めました。最後歯を食いしばって走りぬきましたが、PBからは20秒遅れのタイム。悔しそうな表情ではありましたが、最後の最後まで走り切ったと思います。

 次は砲丸投と円盤投に出場した田渕選手。高校から陸上部に入部しました。徐々に身体つきも投てき選手らしくなり、着実に力をつけてきました。砲丸投よりは円盤投に軸足を置いてトレーニングしてきました。PBが29mになりますので、決勝進出ラインの37mは現実的には難しいものがありましたが、それでももしかしたら、という気にさせてくれる選手でした。しかしながら、結果は28m90。PBには及びませんでしたが、大事な場面で失敗続きの過去から比べると、一定以上の力を出してくれたと思います。

 次は八種競技に出場した原選手。本来であれば走幅跳を専門として都総体で戦うつもりの選手でした。が、山本同様、最初の競技会のリレーで肉離れ。ケガは回復傾向ではありましたが、完治に至らぬまま支部予選を迎え、結果的には都総体の出場権を得られず。しかしながら走幅跳の持ち記録を使って八種競技に挑戦することを宣言。失意の中にあっては、よい挑戦・よい判断だと思いました。ただ、やはりケガが完治せず、四種目目の400mで無念のDNF。本当に厳しい現実です。

 最後は八種競技と走高跳に出場した久保選手。初めての八種競技は4361点でやり切りました。そして迎えた走高跳。今年になり調子が上がりませんでしたが、予選では1m85までノーミスでクリア。PB更新はもちろん、6位入賞も視野に入りました。が、決勝1m89の踏切でケガ。そのまま車いすで医務室へ。本校としては、南関東出場の可能性を残した最後の選手でしたが、そのことを本人も強く意識していただけに、医務室でも悔しさがあふれ出ていました。

 過去数年のように、突出した圧倒的な力をもった選手はいませんでしたが、一定以上の実力のある選手が複数いる代でした。期待値も大きかっただけに、目標が叶わなかった現実とのギャップが大変大きく感じられた2026年度の都総体でした。

 最後のミーティング。上位大会に進めなかった現実はありますが、それでも高3中心にこれまでやってきた取り組みは、十分満足できるものでした。個々の結果をみれば悔しい結果ばかりではありますが、次第に笑顔になっていく様子を見ていたら、記録や結果だけでは語れない満足感はあるのだろうな、と感じた次第です。

 81期高3のみなさん、お疲れさまでした。あとは各々の高校陸上の終え方を実践してください。

2026年4月23日

 「東京都高校総体に20種目で出場する」

 高校生が冬季前に掲げた目標の一つです。
 過去の記録を見返してみると、2009年64期が高3の時、都総体に20種目で出場しているようです。総合でも60点を獲得し、東京高校に次ぐ2位でした。私が最初に担任した学年だったので、この時のことはよく覚えています。更に、この年は10種目で南関東大会に出場し、インターハイにも2名が行き、1名は入賞しました。

 今年も大台の20種目を目指しました。が、直前の大会で都総体出場が確実視していた選手の相次ぐケガで、予想としては、目標達成はかなり厳しいかな、とも感じていました。

 結果的には計18種目での都総体出場。かなりいい数字ではありますが、目標達成には至りませんでした。また、中身を見れば、残念ながら取りこぼした種目もあり、18種目という数字以上に、悔しさを感じています

 81期高3は、なかなかのキャラクター揃いです。この高3達との陸上競技での関りも残り少なくなってきました。中1から現在まで、本当にあっという間だったな、と感じます。都総体、そしてその後の南関東、更にはインターハイに向けて、残された期間を大事に過ごしていければと思います。

2026年3月30日

 高校生は、そろそろこの時期ごろから、練習場面で、この冬のトレーニングの成果を実感できるような瞬間に出会いたいところです。練習の成果とは、具体的にはタイム、重量、記録といった測定結果であり、また、測定しにくい技術的な変化も、当然ながら成果となります。絶対的な確信は持てないまでも、この時期ぐらいから「力がついてきている気がする」という感覚をもってもらえたら、シーズンインの見通しは明るいでしょう。

 11月上旬から始めてきた冬のトレーニングですから、約4か月近くが経過します。生体の反応としては、トレーニングの成果が発揮されるには十分な期間です。

 一方で中学生は、そんなことは気にする必要はないと考えます。なぜならば、高校生に比べると数か月前より良い変化が起きることがむしろ自然なことだからです。体が大きくなり、出力も高まるわけなので、それは当然です。もちろん、そういった自然成長に加えて、自分自身の適切な取り組みによって意図的な成長を生み出せれば、更に素晴らしい事です。中学生は、グラウンドに来て、体を動かし、そこに気持ちが乗れば、100点満点です。

 シーズンインの競技会へのエントリー計画が定まりました。

 高校 3/15(日) 高体連競技会(大井)
    3/20(金) 人見絹江競技会(世田谷)
    3/29(日) 東女体競技会(東女体)
    4/2(木)3(金) 支部春季(上柚木)

 中学 3/20(金) 人見絹江競技会(世田谷)
    3/29(日) 東女体競技会(東女体)
    4/4(土)5(日) 中学生記録会(上柚木)

2026年2月23日

 高校生は、そろそろこの時期ごろから、練習場面で、この冬のトレーニングの成果を実感できるような瞬間に出会いたいところです。練習の成果とは、具体的にはタイム、重量、記録といった測定結果であり、また、測定しにくい技術的な変化も、当然ながら成果となります。絶対的な確信は持てないまでも、この時期ぐらいから「力がついてきている気がする」という感覚をもってもらえたら、シーズンインの見通しは明るいでしょう。

 11月上旬から始めてきた冬のトレーニングですから、約4か月近くが経過します。生体の反応としては、トレーニングの成果が発揮されるには十分な期間です。

 一方で中学生は、そんなことは気にする必要はないと考えます。なぜならば、高校生に比べると数か月前より良い変化が起きることがむしろ自然なことだからです。体が大きくなり、出力も高まるわけなので、それは当然です。もちろん、そういった自然成長に加えて、自分自身の適切な取り組みによって意図的な成長を生み出せれば、更に素晴らしい事です。中学生は、グラウンドに来て、体を動かし、そこに気持ちが乗れば、100点満点です。

 シーズンインの競技会へのエントリー計画が定まりました。

 高校 3/15(日) 高体連競技会(大井)
    3/20(金) 人見絹江競技会(世田谷)
    3/29(日) 東女体競技会(東女体)
    4/2(木)3(金) 支部春季(上柚木)

 中学 3/20(金) 人見絹江競技会(世田谷)
    3/29(日) 東女体競技会(東女体)
    4/4(土)5(日) 中学生記録会(上柚木)

2026年1月27日

 中学・ロードレース大会が終了しました。

 例年同様、長距離の大会ではありますが、短距離の部員たちも全員参加しました。

 学内で独自に取り組んでいる桐朋八種競技会同様、このロードレース大会でも、良い意味で、アッと驚く一面を感じる場面がいくつかありました。普段の練習では発揮されていなかった力が、競技会という場面で表にでてきたのでしょう。新たな挑戦は新たな可能性を生み出すことを、改めて実感した次第です。

 結果については、入賞者が4名でした。

 中学生にとっては、陸上競技の中でも相対的に日々の取り組みが結果につながりやすいのが長距離の特徴かと思います。更に、呼吸器や循環器の機能が大きく成長するこの時期ですから、やればやっただけ結果がでる、ということも事実でしょう。本校の生徒にも、走ることがライフワークになるような習慣を確立してもらえればと思います。

 さて、次の競技会は3月20日となります。2025年度の競技会ではありますが、実質2026年シーズンの初戦となります。中学生はそんなことは気にせず、この冬もいろんなことに取り組みながらトレーニングを継続できれば良いでしょうが、高校生はそんなことは言ってられません。特に高2は最後のシーズンですから、何としても結果を出さなければなりません。ケガには注意しながら、日々のトレーニングから何かしらを持ち帰れるような、そんな実りある日々にできればと思います。

2026年1月7日

 2026年になりました。新年あけましておめでとうございます。

 2025年もさまざまなことがありましたが、自分として印象に残っていることを2つ上げます。

①ResultsにPB更新の項目を追加。
 部員の記録をまとめているエクセルのResults。20年以上同じ形式でまとめてきましたが、昨年からPB更新の項目を追加。その大会で誰がPB更新したのかを一目でわかるような形に変更しました。これにより、PB更新へのモチベーションアップに、少しは役立っているのではと感じています。

②部員の増加。
 記憶が確かならば、中高合わせた瞬間最大部員数は99名だったと記憶しています。69期が高3だった時でした。その後徐々に部員が減少し、一時は50名程度となりましたが、現在は70名まで増えてきています。このことは大変喜ばしいことです。

 2026年も、前年度踏襲だけで終わることがないよう、何かしら新しい取り組みを加えていければと思います。

 さて、昨日まで九十九里で合宿を行ってきました。例年より参加人数が多く、また高2が盛り上げてくれましたので、大変な活気の中、トレーニングを進めることができました。合宿を実施するタイミング、場所、トレーニング内容などなど、今の桐朋陸上部にとってはとてもフィットしたものに仕上がってきたような気がします。
 また、例年この合宿内で発表している、部員全員のPB更新率が104%以上を達成できたかどうか、ですが、「106%」となり、3年連続で104%を達成することができました。発表の仕方も、まさかの校長登場(映像)でびっくりしました。昨年より良いものにしていこうという高2の意識が表れていたと思います。昨年を超える、というこの意識、とても大事です。

 明日から3学期がはじまります。合宿ではない”日常”に戻りますが、その日常をいかに新鮮な気持ちで過ごせるか、このことが大事なんだろうと思います。