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2022 トピックス

キャプテンの石川君

キャプテンとしての抱負

 次期中学陸上部キャプテンになりました石川です。僕は中学陸上部を、まとまりがあり、部員一人ひとりがお互いを支えていけるようなチームにしていきたいと思っています。チーム全体がまとまっていれば、練習においてメニューをテキパキこなせるようになり、それによってメンバー一人ひとりの実力も上がりやすくなり、それぞれが大会で目標を達成することにもつながる上、下級生にそのような姿を見てもらうことで、今後の陸上部もより良い方向へ向かっていくと思うからです。先生や先輩方にアドバイスを頂きながら、目指している陸上部の形に近づけていこうと思います。
 まずは自分たち中2にとっても初めての合宿があるので、それを機会に来年に向けて、中2には中学最高学年になることの自覚を、中1には先輩になることの自覚を持ってもらいつつ、陸上部として目指したい姿をチーム内で共有していければと思います。
 今年の中学陸上部は、先輩方をチームの良い雰囲気をつくって下さいました。先輩方は練習に真剣に取り組まれ、その上でチームに和やかな雰囲気をもたらしながら、自分達に技術を教えて下さり、声掛けをし、励まされたりしていて、自分自身や周りのメンバーも、辛い練習を踏ん張り、乗り越えることができるようになりました。先輩方をお手本にして、まずはチーム全体に声掛けができるようにし、大会で活躍する桐朋陸上部を目指していきます。
 以上のことを達成できるように、この一年間、精一杯頑張ろうと思います。

マネージャーの野々田君

 この度、2022年度中学陸上部マネージャーを務めさせていただくことになった2年の野々田です。これからの一年間を通じて、陸上部をもっと楽しく、もっと笑顔で、そして部員全員で助け合い、成長していけるような場にできたらいいな、と思います。しかし、そのような部活を僕一人でつくることなど、到底不可能です。なので、2022年度中学陸上部キャプテンの石川君、80期や81期の現部員、高校陸上部の先輩方や先生、コーチなど、桐朋陸上競技部に関わる人全員の力を借りたいと思っています。 

 また、僕は陸上部に入部してから約1年半の間、ずっと「後輩」として部活に参加してきました。しかし、79期の先輩方が高校生として活動するようになってしまった今、中学生の間では僕ら80期が最高学年となり、「後輩」ではなく、「先輩」として部活に参加しなければなりません。僕が77期、78期、79期の先輩方を見て育ってきたように、今度は僕ら80期が81期、そして来年度入ってくる82期に良い影響を与えなければなりません。これは僕だけでなく、80期の部員すべてに言えることです。
 そして2022年度、チームとしての一番の目標として、歴代の先輩方が続けてきた私学大会の優勝、これを僕らの代で途切れさせないよう、精一杯の力を尽くしていきます。
 僕はまだまだ未熟ですが、一年間頑張っていきます。よろしくお願いします。

2022年4月5日 

 2022年度がスタート。今年もどうやらコロナ対応の大会が続きそうです。いつになったら通常の形に戻るのかわかりませんが、選手・指導者ともに、大会ごとに必要な手続きを行って、現状に適応していくしかありません。また、今年は上柚木が改修工事で一年間使用できませんので、代替場所として、駒沢や夢の島、大会によっては大井或いは秋留台などが使用されます。上柚木は使い勝手が良かったので手痛いですが、これも適応、ですね。

 さて、競技会が始まりました。中学生は2試合、高校生は1試合を終えています。さっそく自己ベストを大幅に更新した選手も多数おります。選手本人はもちろんですが、指導者としても、その瞬間に立ち会えることがとても嬉しいことです。みなさん、どんどん自己ベストを更新していきましょう。ただ、現状、けが人が続出しています。DNSの数もとても多いです。もちろん、ケガしたくてなった者は誰もいませんので、仕方がありません。しかし、特に高校生は支部予選が近いですから、間に合わせなければなりません。ややピンチ感がありますが、この難しい局面も乗り越えてやる!という気持ちをもって突き進みましょう。やれるはず。

 そんな中、話題として報告しておきたいことがあります。それは、4/2,3に夢の島競技場で開催された小学生と中学生のコンバインド大会についてです。自分も運営に関わった一人として、この大会の目的や意図を記したいと思います。
 陸上競技には多様な種目がありますが、選手によってはいつも同じ種目にばかり出場しがちな側面もあります。しかし、それでは選手自身の適性を見出すきっかけを失う可能性もあります。ですから、2種目出場しなければならない構造にすることで、選手にとっても指導者にとっても、新たな発見を促すきっかけとなるのではないか、ということが発端となっています。また、昨年度より形式が新たになったU16/U18(10月)も、第二種目の標準記録を突破することが必須となりました。日本陸連が示す競技者育成指針と照らし合わせても、多様な種目に触れることの重要性はこの先も高まっていくことでしょう。このような思いをもって、実に多くの方々が急ピッチでつくりあげたのが、今回のコンバインド大会でした。WAの得点を活用したり、小学生は生まれ月を3つに区分して表彰する(早生まれの子が不利にならないよう)など、素晴らしいアイデアも加えられ、やってよかった、と心から思える大会になりました。この大会に関わることのできた一人として、理念や思いを大事にした大会の重要性というものに気づかされました。今度はいつ実施できるのかわかりませんが、本校も普段から、この大会の理念を日々の活動に反映していきたいと思います。(月陸オンラインにも記事が掲載されましたのでご覧ください。)

 

2022年2月11日 

 年度末となりましたので、HPに掲載している「桐朋中高新記録」「桐朋中高歴代10傑」「主な成果のまとめ」を更新しました。
 今年の新記録は2名。1名は全国高校総体で見事1年生優勝を果たした八種競技の高橋諒選手(全国高校総体の報告はこちら)。もう一名は37年ぶりの更新となった走幅跳の細萱颯生選手。二人とも一年生ですから、更に記録を伸ばしてくれることでしょう。
 歴代10傑については、新たにランクインした数は少なめだったように思います。ただし、この歴代10傑をつくったのは確か2006年ごろでしたが、当然ながらその当時は毎年多くの記録が更新されていきました。しかし、年々記録が向上しますので、10傑に名前が載る難易度は上がり続けます。そう考えると、一つでも二つでも更新されるものがあれば、十分すごいことだと思います。
 最後に主な成果のまとめですが、このページでは、都大会、関東大会、全国大会に出場・入賞した選手達をまとめてあります。正しく記録に残っている2003年度ごろからのものを掲載していますが、それ以前にも多くの選手達が活躍しています。選手個人としての素晴らしい成果もあるのですが、やはりチームとしては都大会や私学大会での総合入賞・優勝が重要です。2022年度も、しっかりこのページに成果を掲載できるよう、取り組んでいく必要があります。

 さて、陸上競技部の現状報告です。
 例年2月は中学入試、高校入試で全体での練習が少なくなります。なので、選手個々人の自主的な取り組みを促しています。
 そんな中、高校生において、現段階で昨シーズンよりしっかり力をつけてきたな、と感じ取れることは少ないようです。でも、これは例年のことで、どうしても気温の低いこの時期にいい動きだったり、測定結果として成長が現れることはほとんど見られないからです。しかし、これが3月後半になってくると、はっきりとした形で変化がみられる選手達がいます。そうなってくると、シーズン前半で自己ベストの更新は(怪我さえしなければ)ほぼ約束されたようなものでしょう。なので、ここから1カ月の充実度合いが、シーズン前半(4月~6月)にはとても重要だということは、はっきりさせておきたいと思います。
 一方、中学生は一年を通して、はっきり「鍛える時期」と「試合のある時期」を分ける必要はないと考えています。一年を通してずっと鍛える時期でもあるし、試合のある時期という認識でいいでしょう。とにかく、中学生は色んな動きに取り組んで、自分の専門種目はこれ!とか考えすぎず、柔軟性をもって競技に取り組む必要があります。視野を狭めないようにしてください。

 徐々に2022年度の大会スケジュールが固まってきました。2月中には、一年間の予定を配布できると思います。

2022年1月7日 

 2022 九十九里合宿
 新年明けましておめでとうございます。皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、陸上競技部は1/4~6に、九十九里の蓮沼海岸で冬期強化合宿を実施してきました。3年ぶりの校外合宿となりましたので、中学生は全員が初めての合宿です。
 1/4、ホテル浪川荘に到着し、準備を整え、歩いて海岸に向かいます。砂浜手前には大空に向かって続いているかのような道があり、今回のテーマ「脚凍ても 天空に舞え みやこどり」にぴったりな場所だな、と感じながら歩いていました。そして坂を上り切ると広大な九十九里浜と海が広がり、生徒達も一様にテンションが上がっていた様でした。
 練習は全員共通を主にしながら、時に「短距離・跳躍」、「中長距離」、「投てき」に分かれて進めていきました。いずれも中身の濃い、気迫のこもった練習ができたと思います。また、率先してリーダシップを発揮したキャプテン北村、マネージャー月岡をはじめ、上級生の「この合宿を良きものにしよう」という意識が随所に感じられ、生徒が主体となってつくりあげるとった、我々が目指すべき形の合宿になったと思います。
 
もちろん、来年に向けての改善点はありますので、そこはしっかり記録に残して、来年部員と共に改善に向けて取り組んでいきたいと思います。
 
今回の合宿が2022シーズンに向けての力強い一歩となったことを実感することができました。