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2021 トピックス

2021年9月27日 

 高校 都新人が終了しました。

 男子総合6位(25点)

 110mH 高橋 諒 (高1) 14.68(+1.1) 1位
 走幅跳 細萱 颯生(高1) 7m28(+2.9) 1位
     高橋 諒 (高1) 7m14(+2.1) 3位
 三段跳 柳田 俊 (高1) 13m18(+0.2) 6位

 昨年度の都新人では総合入賞できませんでしたが、それ以前は2019:7位、2018:8位、2017:7位と入賞できていました。今年もチームとしての目標は総合入賞に定めていましたので、しっかり目標を達成することができました。都大会での総合入賞は、中学・高校問わず、毎年達成したい目標です。

 個人で見ると、高橋、細萱が見事優勝。2007年以降、都新人で優勝したのは8名おりますが、これで10名になりました。二人の自己ベスト記録からすると十分優勝を狙える位置にいたとはいえ、勝つということは簡単にできることではありません。そんな中でもしっかり勝ち切れたということに自信を持ってもらいたいと思います。
 また、三段跳の柳田、北村も収穫の多い大会となりました。柳田は自己ベストを80cm近く更新するジャンプで見事入賞。長所であるバネを活かした跳躍が、ようやく見られるようになりました。北村は自己ベストを50cm更新。入賞はなりませんでしたが、まだ三段跳を初めて1カ月程度ですから、伸びしろは十分です。
 更に、久しぶりに投てきからも米山、月岡の2名が出場。自己ベストには及びませんでしたが、これから投てきブロックを盛り上げてくれると思います。
 最後にリレーです。400mR・1600mRともに、あと一歩決勝進出に届かず。来年春の都総体では、どちらも何としても関東大会に出場しなければなりません。リレー競技での達成感は格別であることは、昨年の全国中学に出場して、多くの者が経験しているはずです。来年に向けて、気合を入れなおさなければなりません。

2021年9月12日 

2021 夏の振り返り

  2021年の夏休みの陸上競技部の取り組みを、いくつか振り返りたいと思います。その前に、まずはコーチをしていただいている山下さんと細萱さんには、この夏も実に多くのサポートをいただきました。外堀が不在の期間も少なくないので、その間、学校での練習を見ていただけましたことを、この場でお礼を申し上げたいと思います。
 さて、特殊だった昨年の夏は別にして、今年の夏も例年同様、実に様々なことがありました。そんな様々なことの中でも、特に強い印象に残るのは、やはり大会の中での出来事になります。それらのいくつかについて、振り返りたいと思います。

 

中学関東大会

 800mに吉澤登吾(中3)、中1走幅跳に内藤健太(中1)が出場。チーム東京として2人が出場してきました。
 まず800mの吉澤ですが、これまで聞いたことのないネガティブな発言と不安な表情が、その時の状態を表していたと思います。全国に出場できなかったこと、通信大会頃から脚の付け根を痛めていること、ケガによる圧倒的な練習不足、しかし、自己ベストランキングではトップ(昨年の記録で)、周りの選手は昨年末の関東合宿で共に練習した選手たち、しかもその関東合宿では周囲の大人がざわつくほどの力を見せつけ、周囲を圧倒していたことなど、これらは自分の勝手な想像ですが、こんないろんな気持ちや考えが入り乱れた中での関東大会だったのだろうと推察します。結果は今年ワーストの2分4秒23。競技をやっていれば必ず苦しい時期があります。まさに今がその状況かと思いますが、必ず復活してくれることと信じています。
 そして中1の内藤です。こちらもランキングではトップ。跳躍そのもので言えば、やはり力は一つ抜けていたと思います。ただ、ここは走幅跳の難しいところで、ファウルにやられてしまいました。1本目は踏み切り板の手前から踏み切って5m00。そして2本目3本目は数センチのファウル。実測では6m程度の跳躍だったと思います。結果的にトップ8に残ることができず、残念な結果となりました。ただ、伸びしろは十分です。これからの取り組み次第では、関東大会や全国大会で戦えるだけの力をつけていく可能性が十分あります。

 

中学陸上競技部 私学大会総合優勝

 桐朋陸上競技部は、今も昔も、競技力という面では実に幅の広い選手たちの集団です。ですから、チームとしてどのレベルに焦点をあてるのかというのは、とても難しいところがあります。もちろん、競技スポーツである以上、より高いレベルを目指すことが自然なことかもしれません。そうなると、全員全国!となるのですが、今の自分の考えとしては、それは桐朋にはフィットしないと考えています。ですから、中学陸上競技部としては最低限のチーム目標として「都総体総合入賞」「私学大会総合優勝」を掲げています。こんな書き方をすると私学大会を軽視しているように思われるかもしれませんが、全くそういうわけではなく、むしろ桐朋は私学大会に育ててもらっていると考えています。この私学大会での総合優勝は、努力すればチームとして手が届くということが伝統的に分かってきていますので、この目標に向かってチームが自然とまとまりをみせます。このことが桐朋にとっては、チームとしても、また個人としても、大きなプラスに働いていくので、私学大会総合優勝は、果たさなければならない目標と位置付けています。
 しかし、なんと今年は中学3年生の多くが語学研修と重なり、出場できないという状況。数人の中3と、あとは中1中2主体でのエントリーとなりました。内心、今年は勝てないかな、とは思っていたのですが、得点が分散したこともあり、見事優勝。14回目の総合優勝でした。
 やはりチームでの総合優勝は気持ちがいいものです。来年も、再来年も、桐朋は私学大会で総合優勝します。

 

細萱 颯生(高1) 私学大会の走幅跳で718 桐朋高校新記録!

 これまで何度かチャンスがあったと思っているのですが、更新できなかった走幅跳の桐朋高校記録。1984年に鈴木英穂さんが樹立した716を、この夏、細萱颯生(高1)が37年ぶりに更新しました。
 そもそも細萱は、この大会で7m00以上を跳ぶ必要がありました。それは10月に開催されるU18の参加標準が7m00だったからです。8/31日までが有効期限ですので、この私学大会が最後のチャンスでした。
 予選の1本目から、明らかに状態は良かったと思います。何せ、踏み切り板にのらずに6m78を跳んでいました。そして決勝。1本目5m88(+3.2)、2本目6m59(+1.6)、3本目6m77(+0.0)、4本目6m81(+0.4)と徐々に記録を伸ばしてきました。そして迎えた5本目、見事7m00(-1.0)!U18の標準を突破しました。更に6本目、鈴木さんの7m16を越える7m18(+0.6)!
 春以降、今にもビッグジャンプが跳びだす予兆のようなものはずっとありました。7m程度であれば、今にも跳びそうな予感がビシビシしていました。そして、やっと今大会でひとまずは納得の7m18となりました。この記録は現在高1では全国ランキング2位となる、大変素晴らしい記録です。

 この他にも、中学2年生がしっかり力をつけてきたこと、中学1年生が今後に期待できる取り組みをしていること、久方ぶりに投てきブロックが形成されたこと、江東区の大会でPBを多くの生徒が出していることなど、桐朋陸上競技部にとっては充実した夏休みとなりました。

2021年7月19日 

 中学通信大会が終了しました。

 祝 吉澤登吾(中3) 800m 2分2秒81 優勝  関東大会出場
 祝 内藤健太(中1) 1年走幅跳 5m88(+1.6) 優勝  関東大会出場

 昨年は中止となった関東大会に、今年は2名の選手が出場することになりました。まずは、一年生の内藤ですが、1カ月前の都総体から記録を1mほど伸ばし、見事優勝。東京都代表選手となりました。また、100mにも出場し、準決勝まで進出しました。陸上経験はないながら、スピード・バネ・パワーいずれも高いレベルでありますので、関東大会では更なる記録の更新を目指してもらいたいと思います。

 そして、吉澤です。彼は昨年、中学2年生ながら全国大会で5位となっています。昨年のベスト記録は1分57秒34です。そして、昨日までの通信大会800mの大会記録も、昨年樹立しています。そのような過去をもつ彼にとって、今回の結果は決して満足できるものではないはずです。3月に部活動が再開された直後、重大な怪我を起こしていることがわかりました。その時から今大会に至るまで、気持ちの持ち方、実際の練習方法の選択など、極めて難しい時期を過ごしてきたと思います。しかし、一顧問として見ていて、彼はしっかりと自分と向き合ってきたと思います。ですから、昨日に至るまでのプロセスは、見事であったと思っています。

 その他、一年走幅跳で山本大輝が5m38(+0.6)で5位、400mに出場した関田恭平(中3)が55.85で自己ベスト、また低学年リレーでは急遽一走を務めることとなった丸山もが素晴らしい走りをしたこともあり、都総体の記録を上回ることができました。

 出場者数は少ない大会でしたが、チームとしては素晴らしい成果をあげることのできた大会となりました。

2021年7月15日 

 本日は一学期の終業日。明日からは夏休みとなります。
 本来であれば明後日から中1、中2、高1は宿泊行事が予定されていましたが、緊急事態宣言中ということで延期となりました。また、初めての試みとなる予定であった高校生の夏の合宿も、同じく中止となりました。学校に登校して、授業を受けて、部活をやって、帰宅するという日常が何よりも大事ではありますが、各種行事のような、日常とは異なるイベント毎もまた、生徒にとってはかけがえなのない体験となると信じています。そのような機会が消失していることをとても残念に思います。

 とは言っても、陸上競技というくくりで言えば、夏休みはインターハイのような大きな大会から、ちょっとした記録会まで、たくさんの大会を予定しています。個人としては、一回でも多く自己ベストを更新できるような機会をつくれるように頑張ってください。また、チームとしては、高校生は秋の支部新人と都新人に向けて、そして中学生はなんと言っても夏の終わりの私学大会で総合優勝できるように、夏に力をつけてください。

 確認のために、夏休み中の大会スケジュールは以下となります。

7/17-18 中学 通信大会 上柚木 個人6名、リレー1チームが出場
7/28-8/1 高校 全国高校総体 福井 高橋諒が八種競技に出場
7/31 中高 江東区土曜競技会 夢の島 多くの部員が100mに出場
8/7-8 中学 関東大会 埼玉 (今のところ)吉澤登吾が800mに出場
8/13-15 高校 東京選手権 駒沢 高橋諒(110mH) 細萱颯生(走幅跳)
8/17-20 中学 全国大会 茨城 (今のところ)出場者なし
8/21 中高 江東区ナイター 夢の島 多くの部員が何かしらの種目に出場予定
8/27-29 中高 私学大会 駒沢 多くの部員が出場

 

2021年5月31日 

 主に中学1年生の保護者の皆様にご連絡です。(ウェアの注文についてです)

 中間考査の翌日となる5月29日(土)より、本校では中学1年のクラブへの加入が認められました。陸上競技部として行った説明会には16名の生徒達が来てくれ、最後は背面跳の練習をして15時に帰宅しました。上級生にとっても大きな刺激となったようで、大変活気のある一日でした。

 当日参加した生徒には、プリントを3枚配りました。その中にも記載したのですが、ウェアの注文について補足いたします。陸上競技部では、ウェアの購入をお願いしております。なお、現在、新型コロナウイルスによる影響で、メーカーの生産に通常より時間がかかるようです。1年生が全員出場する(できる)大会は、7/31(土)となる予定です。そこに向けて、ぜひお早めにウェアの注文をお願いいたします。6月初旬には注文しないと、当日に間に合わない可能性があります。ただ、(リレー以外は)Tシャツで出場することもできますので、間に合わなくても出場そのものは問題ありません。

 注文は当サイトから注文書をダウンロードしていただき、直接業者へFAXで注文していただく形になります。もしご不明な点がありましたら、陸上競技部顧問の外堀(ほかほり)までご連絡ください。

 

2021年4月28日 

 この春卒業した75期卒業生から、2つの記念品をいただきました。卒業生の皆さんからの温かいご支援、本当にありがとうございます。ありがたく頂戴し、日頃のトレーニングに活用させていただきます。

 昨年の今頃はまだ学校も再開されず、インターハイなどの大会が次々と中止となっていくような状況でした。過ぎ去ったこととはいえ、75期生の最後の年の競技する姿を見たかったと、今でも思います。

 現在、3度目の緊急事態宣言で、高校都総体の前半が駒沢で実施できないとのことでしたが、昨日、急遽予定通り実施できることになったことがわかりました。

 高校3年生はいませんが、一年の中で最もチームとしての力を注ぐべき高校都総体を、熱く、熱く、戦いたいと思います。

2021年4月26日 高校・支部予選が終了しました。

 都総体出場権獲得者

 ・200m  御子神 圭(高2)
 ・110mH 高橋 諒(高1) 
 
・走高跳   高橋 諒(高1)
 
・走幅跳   細萱 颯生(高1)
 
・三段跳   柳田 駿(高1) 
        
福士 新太(高2)
 
・8種競技  高橋 諒(高1)
 
・4×100mR
 
・4×400mR

  個人7種目とリレー2種目で都総体に出場することになりました。昨年の都新人では個人2種目のみだったことを考えると、チームとしては勢いがついてきたと感じます。
 そんな中、ここ数年、5支部の特に短距離のレベルが上がっており、スプリント系種目での都大会出場ができていませんでしたが、今回は御子神選手が200mで出場権を得ることができました。8位同着による抽選の結果でもあり、運も味方しました。今大会の「(勝手に)MVP」の受賞となりました。
 しかし、スプリントと中・長距離は、競争率がとても高い種目であるがゆえに、都大会に出場することがとても難しくなっています。陸上競技の最もわかりやすい魅力である「足がはやくなる」という、とても純粋な思いを具現化するスプリントと中・長距離種目。難しいことではありますが、毎年都大会には出場するチームにはなりたいと思います。

 

2021年4月19日 中学・第11回中学春季が終了しました。

 2週連続の大会出場となりました。今回は、全員が基本的に2種目出場するという方針でしたので、普段は出場しない種目に出場する機会を得ることができました。中学生が種目を固定することは、長期的なメリットはほとんどないと考えています。いろんな種目にチャレンジする気持ちはとても大事なことですから、今後も種目を固定しすぎないようにしていきましょう。

 駒沢競技場は、やはりスプリントは向かい風になってしまいます。運良くプラスになる場合もあるにはありますが、やはりほとんどは強い向かい風です。風を予測して出場する種目を選択するということは、今回の記録会のような大会では、あり、だと思います。周回競技や走幅跳・走高跳、或いは投擲にチャレンジする方が良いかもしれません。

 また、今回は中3,中2ともにリレーまで出場することができました。当然と言えば当然かもしれませんが、準備不足と正規のメンバーではないという条件がそろった場合、現実的には選手のモチベーションのもっていきかたは難しくなります。しかし、陸上競技で唯一のチーム競技であり、とても大事な種目です。今回はなかなか難しいモチベーションの中であっても、しっかりと出場してバトンをつないだことは、とてもよかったと感じました。

 中学生の次回は、5月の地域別大会です。これは都総体と通信大会の予選です。一人でも多くの選手が両大会に出場できるよう、あと1ヶ月で力を伸ばしていきましょう。

 

2021年4月12日 中学・第10回中学春季が終了しました。

 怪我をしている生徒が多く、欠場となった選手が6名おりました。日頃のトレーニングの負荷としては決して高くはなく、むしろコロナ以前よりは低く設定しています。しかし、それでも怪我をしてしまうということは、身体が順応できていないことの証です。更に負荷を落とせば怪我はしなくなります。しかし、記録の向上を促すには、物足りないものにもなります。このあたりの調整は、とても難しいところです。一人一人の状態を確認して練習を計画することができればいいですが、多くの部員に対してそのようなことは、現実的にはできません。従って、どこかに焦点を当てて練習を計画することになります。ですから、自分の状態や調子を顧問やコーチに相談する習慣をつけるようにしてください。そうすれば、その場で前向きなアドバイスができると思います。

 また、「怪我=部活休み(何もしない)」の意識でいる者が多く見受けられます。もちろん、怪我の程度によりますが、軽度の怪我、或いは重要な大会を控えたタイミングでは、怪我をしている箇所に負荷をかけずにできるトレーニングをやることがとても重要となります。怪我が治った際、思いもよらず自己ベストを更新するような選手がいます。このような選手は、漏れなく、怪我中もできることにコツコツ取り組んでいる選手です。繰り返しですが、怪我の程度にもよりますので、何かあったら顧問やコーチに報告・相談する習慣が大事です。

 

2021年4月5日 高校支部春季が終了しました。

 高校生の初戦を終え強く感じることは、高校は心身ともにしっかりと鍛えていかないと、勝負できない、ということです。中学生では、与えられたことを真面目に取り組むことで十分といえます。しかし、高校生は、自分の頭で考えて、そして中・長期的な見通しを立てて、その中で日々の課題に取り組む意識(=セルフコーチング)がなければ、大きく記録を伸ばしていくことはできません。また、学業と陸上競技を高いレベルで両立させていかなければならない本校においては、「桐朋で陸上競技に取り組む意味」に対して、各自が自分なりの答えを出す必要があります。この答えがあやふやだと、学校生活や部活に対して、力強い取り組みのできる高校生にはなれないでしょう。

 さて、初戦については、全体としては高校生の厚い壁にぶつかったと言えます。高2と高1のみの本校にとっては、次に迎える支部予選を抜けて都総体に進むことはとても難しいことではありますが、一つでも多くの種目で都総体に出場できればと思います。

 また、今回、本校としては本当に久しぶりの1600mRとなりました。昨年は一度も出場すらできませんでした。今回、タイムはまだまだですが、大会の最後となる1600mRまで出場することができて、この点はとても意味のあることでした。

 次は4月24、25の支部予選です。

 

2021年4月1日 豊島区ジュニアが終了しました。

 この大会は、東京都中体連陸上競技専門部の主に強化委員会などに所属している先生方の学校のみが出場できる大会となっています。外堀が強化委員会に所属していますので、ここ8年間は出場させていただいております。

 さて、新型コロナウイルスの陸上競技部への影響ですが、1月~3月まで、部活動としての活動は禁止となっていました。その間は、選手個々の取り組みにすべてを委ねていた状況です。聞くところによると、自分自身でトレーニングを継続できていた者もおりますが、その多くは部活動という枠組みが無ければ、自分でトレーニングを継続するということは難しかったようです。一時的、瞬間的には、走ったり色んなトレーニングをやってみた者もたくさんいることでしょう。しかし、そのことを継続するとなると、一定以上の意識がなければできないことです。更に、負荷のかけ方や練習手段を適切に選び取っていくとなると、簡単ではありません。でも、このことは決して悪いことではありません。誰でも最初はそういうものです。大事なのは、現状からステップアップしていけるかどうか(同じことを繰り返さないか)です。伸びしろがまだまだあると捉えてもよいでしょう。今後、再び活動ができなくなる可能性も十分あると思います。また、テスト前など、全体での活動がなくなる期間も、基本的には同じような考え方ができます。大会の結果だけに目を向けるのではなく、大会は日々の積み重ねの中のひとつのアクセントとして捉えてください。

 結果については、新中2、新中3は初戦ではあるものの、自己ベストを更新したものが大多数でした。やはり陸上競技の最大の魅力は自己ベスト更新です。見ている側もとても嬉しい瞬間です。また、800mで吉澤選手が2分2秒09で大会新でした。本人的にはかなり不本意な様子ですが、大会新は立派な功績です。

 シーズン初戦を終えました。ここからは10月まで毎週のように大会が続いていきます。2021年シーズンが、選手個々にとって、また陸上競技部にとって、深く心に染み入るようなシーズンになればと思います。